世界の果てまでついてきた

アメリカ生活日々のことあれこれ 、備忘録🍋

アメリカ生活の不思議 ①

換気扇の謎

 

キッチン、バスルームで換気扇を回す。それは調理時に発生するニオイや入浴後に湿気を室外に出し、部屋の空気を換気するため‥‥、と思うのですが、アメリカの換気扇はその役目を果たさない造りになっています。

 

我が家のキッチン。

電気コンロ台の上に電子レンジが取り付けてありますが、このレンジ本体の一部に換気扇機能が加わっているのです。 

 

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コンロで煮炊きをする時、電子レンジの操作用タッチパネルにある「VentFan 」を押す。換気扇が回り(動き?)出し、コンロ上のお鍋からまっすぐに上がる蒸気を吸いこんでくれる。そして排気は室外にされるのではなく、なぜか電子レンジ扉上部の横格子の部分から出てくる。匂いはキッチンエリアから出ていかないし、排気部分は背の高いアメリカ人なら丁度顔位の高さにあり、顔にかかってイヤじゃないの、と思うんです。

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そして、バスルームの換気扇も同じようなもの。寝室付きのバスルームで、排気口が界の壁の上部にあるので寝室に湿気が送りこまれてくる。

 

結局、天井についているシーリングファンで空気を動かし、窓を開けて換気するのです。

 

室内の換気、屋外への排気が全く出来ず換気扇の役目果たしてない、と思うんですけどね。

 

以前住んでいた家でも同じ造りで、アメリカ生活初めてだったので、設置ミスか排気ダクトの工事省いた手抜き物件か、と思いましたがが、それが標準設備なんですよね。

 

室内換気の概念の違いというか、こまめに換気する必要性を感じないのでしょうね、アメリカ人は。

 

あーでも日本人の私は換気扇動いているなら、ニオイと湿気を一気に外に運んでほしい!

 

アメリカで家を建てる時には、換気→排気できるような換気システムをつけます。まあ、そんな時は来ないですが。