Fahrenheit
度量衡の単位表記が全く違う国に暮らしていると、毎日生活の中で何かしら頭の中に混乱が生じています。
まずは朝、TVで天気予報の予想気温を見ても、全くピンとこない。暑いのか寒いのか、それで私は一体今日は何を着たらいいのかしら、と迷う。
(スマホの温度単位を摂氏表示にして、こっちの天気予報見なければいいのでしょうが、こちらの生活に適応していこうとしているので‥)
今日の華氏63度は摂氏17度くらい。
目安の気温はいくつか覚えているようにしています。
華氏32度 → 摂氏 0度
50度 → 10度
68度 → 20度
計算式もあるし、換算表もスマホで調べればすぐでてくるので困らないのですが、なんだか気温ごときで、その都度調べるのも面倒。
画面の気温をみて、体感気温が蘇ってくる感覚がないと、生活に現実感がわきません。
慣れない新しい土地で生活をスタートさせた時にかならず感じる実体の無いようなふわふわ感。いまはまさにその中にいます。
でもふわふわしてばかりはいられない。
銀行にお金を引き出しにいきました。
買い物はほぼ100%クレジットカードかデービッド・カードで支払い、現金はほとんど使わないのですが、
何かの時のためにある程度の額をお財布にいれています。それが少なくなったのでATMコーナーへ。
徒歩でちょっとそこのコンビニに、とはいかないから、どんよりとした空の下五分ほどドライブ。
そしてドライブスルーのATM へ
降りずに操作。
玄関ドアとガレージの車の扉までのわずかな距離を歩いただけ。
こんなに広い土地があるのに、歩かないなんてもったいない、と思うのはwalking 好きな一部の日本人だけでしょう。
ところで華氏はFahrenheit。もともとドイツ語です。
そのドイツでも摂氏使用です。どうしてアメリカは華氏にこだわるのかしら。
他の世界にあわせてよ!
秋をさがして
今週のお題「芸術の秋」
世界の果てのこの街のお天気は一週間のうちに最高気温が9度の日があったかと思えば、29度にまで一気に上昇する日もありとむちゃくちゃ。
今日も夏のような青が広がる空に飛行機発見。
この土地で初めての季節だから、これがこの時期の平均的気候なのか異常気象なのかわからないけれど。この街も北半球にあるから一応、今は秋。
どんぐりも落ちています。
ハロウィンが過ぎ、クリスマスを迎える前のビッグイベントであるサンクスギビングの週末に向け、街は深まる秋へ装いを変えています。
でもね、「芸術」の香りはどこからもしない、です。
日本でいると、街中、駅ナカなどに美術展、博物展のポスターが貼られ、車内広告もあり、「あ、〇〇展行こう!」となるんですが、この世界の果てのような街では、ポスターを見かけません。
ガイドブックに載り観光客かたくさん押しかけるような美術館がないのですよ。
この「芸術の秋」をこの街の人はどう過ごすのか、と思いましたが、その考えは一瞬で抹殺。
だって、ここの住人にしてみたら、秋と芸術を結びつける必然性がないのです。
土地と気候の影響を受け、作り上げられる人間の性質、風土。
この時期に敢えて芸術を追求することをテーマにしない、ただそれだけのことで、住人達は皆それぞれの2017年の秋を楽しんでいるのです。
日本人の私は私なりの芸術をさがしています。
インスタ疲れ
今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」
自分の「今」と「きもち」にゆっくりと向き合い記録に残したい、と思いブログを書いています。
今も甘ーくて大味で高カロリーなキーライムパイをいただきながら、お題に相応しい文を練っています。
実は数ヶ月前まで、私もインスタグラムにはまっていました。趣味のお花、旅行先で見た風景、美味しいお料理、手作りパンやケーキ‥。たくさん写真撮ってハッシュタグつけてアップしていました。
アップすれば、いいね👍やコメントが気になり、
友人の写真に、旅行たくさん行ってるな、とか、美味しいものたくさん食べて、と軽い嫉妬を覚え、
フォローしているセレブの写真には、美しすぎる容姿や、ゴージャスな生活ぶりにため息ついたり。
人生の一部を瞬間切り取りすぐに晒す、そして常に他人からの承認を待つ, また他人の日常を覗き込むことに疲れました。
自分の「今」を見せるために、「今」を切り取ることに夢中になり、実はリアルに「今」を共有している目の前にいる人を等閑にしている、馬鹿らしい‼️ ってある時突然思い、パタリとアップするのやめたのです。
新しく始まった生活にじっくり向き合いながら記録にする表現方法はブログ。そうです、まさにいまが「私がブログを書きたい時」です。
Deborah RhodesのPlacemat
ケーキがメインの写真ですが、背景に使っている赤いランチマットはDeborah RhodesのPlacemat。一見天然素材のようなナイロン素材を渦巻き状で巻きあわせた、かわいい円形のランチマットです。
伊勢丹新宿店で初めて見つけて、気に入り、色違いで何色かそろえています。お手入れも簡単です。
5,6年くらい前までは、確か夏冬のセールで値下げされることがあり、また色の種類も豊富だったのに、最近はセール対象外で取り扱いの色数も少なくなっていました。
NYのデザイナーでアメリカ行ったら買いたいなとずーっと思っていたのです。色も40種類くらいある。
こちらだともちろん通販で買えるけれど、取り扱い店をしらべたらなんと割と家の近くのなんともないインテリア雑貨のお店に置いてあることを発見。
😄世界の果てにも、いいところはあるんだ‼️😃
そんなこととは知らず、先日そのお店の前を偶然通っていて、中を覗いていたけど、客がいなくて入りづらくて、お店のドアのハロウィン飾りの写真だけ撮っていました。
欲しい人、買って買えるから言ってね。
アメリカ生活の不思議④
キッチンです。
奥の方にある小さい物体。五合炊きの炊飯器です。日本から引越し便ではこびました。
電圧の違う国で使用するのに変圧器が必要なのはわかっていたけれど、引越し前のドタバタで用意するのを忘れ、引越し荷物には含めませんでした。
こちらの日本又はアジアン食材店で入手できるだろうと高を括っていたのです。が、現実は取り扱い店舗はなく、アマゾンUSAでそれらしき物を見つけましたが、高いし評価あまりよくなく、現地調達は断念。
炊飯器はこちらの電圧に対応の製品はもちろんあります。でも炊き上がりの白米のツヤ、ふっくら感が全然違う。美味しい白米を食べたいと思い、奮発して土鍋IH炊飯器を購入。わざわざ運んできたのだから、絶対にこれを使う事とし、日本から遊びに来た人に頼んで3kg弱の変圧器をスーツケースに入れて持ってきてもらいました。感謝。
本題の大きすぎる今日の家電はレンジ台下にセットされているオーブン。丸ごとターキーやクッキーを一度に大量に焼いたりするのにこの容積は必要なんでしょうが、小動物が余裕で収まるサイズが怖いです。
機能は至ってシンプル。オーブンするのみ、です。
さーこれからケーキ焼いたり、感謝祭のターキー料理に挑戦しまーす。
アメリカ生活の不思議③
アメリカサイズって表現。
アメリカ人には標準サイズ。
でも平均的日本人サイズの私には超特大サイズ。
ここまで大きくする必要ってあるのかしらと思うこと、ものに遭遇すること頻繁。
家電もどれも大きく、我が家の洗濯機、乾燥機もご覧のように巨大。洗濯後の取り出しが大変で毎回格闘ですを
1.47リットル入りの洗濯洗剤、TIdeのボトルがとても小さく見えます。
洗濯槽の直径は50cm以上。
幼稚園年長児なら、中に余裕で体育座りできる深さ、容量。チャイルドロックは必須ですね。
Full Load のExtra large って一体どれくらいの量の洗濯物になるんでしょう。想像つきません。そもそもそれだけ汚れた衣類、タオルなどためるって‥抵抗があります。
人間が大きいから衣類も当然大きく、量が増える。そして家族人数が多いから、あっという間に洗濯物がたまるのかなと思います。
私はいつもmidium くらいの量が貯まったかなと思ったら洗濯します。
外干し、室内ブラブラ干しはまずしない。乾燥機使うから天候なんて気にせずに好きな時に洗えるのです。
毎日洗濯する必要性がないのでしょうね。
お風呂場にあるのではなく寝室のそばの廊下に専用スペースが。普段はこうして隠れています。