アメリカで中国製の毛糸玉を買ってみたら
インテリアショップのカタログの中に、欲しいクッションカバーを見つけました。
今の家のソファーにも合う色合いで、毛糸編みでいまの季節にぴったり。
ただ$59.95とかなり高めのお値段。
棒編みで縄編み模様のシンプルなデザインで、私にも編めそうなので、近くのホビーショップに行き、毛糸玉と編み棒を購入。早速編みはじめました。
ただこの毛糸玉の糸、途中で継ぎ足したのか結び目がありました。
さらに編み進めると、途中から糸が突然細くなっている。
細い箇所は150cm位もありました。
完全なる不良品。
日本では絶対に店頭には並ばない商品。
100%ポリエステル、98m、180gで $4.99、Made in China。
出来上がりには影響ないし、面倒なのでお店に返品交換にも行きませんでした。もともと中国製には期待していません。
made in America じゃないのはケシカラン。
雇用を創出するするために製造業は生産拠点をアメリカに移すべき。
と、声高にまくしたてていなかったっけ?
この国で生活していると、日本とは違う次元の豊かな消費生活を実感します。
店頭にはあらゆる商品が溢れている。
食料自給率はカロリーベースて100%超え、食料品は地産地消で自国産が多いけれども、製品になると中国製を始めやはり外国製がほとんど。
ブルックスブラザーズのYシャツも中国製。
海外の労働力無くしては成り立たないこの国の圧倒的な豊かですが、いろんな矛盾が垣間見えてきます。
いずれにしても消費欲を刺激する品物がたくさんあって困まります。
Crate&Barrelは好きなお店。クッションカバーもここのお店のカタログで見つけました。欲しいものがいつもたくさん、それはそれは素敵に展示してあるけれど、モチロンか・え・ま・せ・ん!